2014年12月10日水曜日

テンポスバスターズ(2751) H27年4月期2Qはほぼ問題なし

テンポスパスターズ決算が発表になっています。

テンポスバスターズ【2751】、上期経常が17%増益で着地・8-10月期も14%増益 | 株探ニュース

 テンポス <2751> [JQ] が12月10日大引け後(17:45)に決算を発表。15年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比16.8%増の8.9億円に伸び、通期計画の16.3億円に対する進捗率は54.7%となり、5年平均の52.9%とほぼ同水準だった。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した11-4月期(下期)の連結経常利益は前年同期比6.2%減の7.3億円に減る見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である8-10月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比13.5%増の4億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の7.5%→7.1%に悪化した。



まず、気になったのが決算短信の「熱さ」です(笑)。昨日のミサワとは好対照です。なにせ本文中に「外販営業への取り組みにおきましては、全国主要都市店舗において、担当エリアを決めて飛び込み営業をおこなっております。営業マンの目的は、毎日訪問することによって顔見知りになることであります。」 などという短信ではなかなか見ないような表現もあり、社長の人となりがにじみ出ております。

肝心の数字の方ですが、最終益だけが悪いのが気になります。しかし 2Q累計の損益計算書を見ると、法人税等の額と少数株主利益で差が縮まっているだけですので、あまり気にすることはなさそうです。

セグメント別に見ると、「情報・サービス事業」において不動産仲介部門や内装部門の減少が大きくひびき減益を余儀なくされています。しかし、「物販事業」と「外食事業」はとても好調のようで、概ね問題なしと見て良いかと思います。

売上における原価率を前年同月と比較したのですが、ほとんど変わらずでしたので、為替の影響もそれほど心配はなさそうです。

いずれにせよ、早くあさくま上場の吉報を聞きたいところです。今回はあさくまの決算は同時に発表されていましたが、上場関連のアナウンスはありませんでした。残念。現在株価1168円、PER17.40倍、PBR3.01倍、ROE19.7%。



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