2014年1月31日金曜日

ワークマン<7564>平成26年3月期第3四半期決算 安定感抜群でした

ワークマンが平成26年3月期第3四半期決算を発表しました。月次でだいたい分かっていましたが、本当に安定感のある数字でした。無難なので株価は無反応でしょうね。というかかなり雰囲気悪いので地合いに引きづられる展開かもしれません。

ワークマン【7564】、4-12月期(3Q累計)経常が7%増益で着地・10-12月期も12%増益 | 株探ニュース

ワークマン、4-12月期(3Q累計)経常が7%増益で着地・10-12月期も12%増益
 ワークマン <7564> [JQ] が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比7.4%増の72.8億円に伸び、通期計画の90.6億円に対する進捗率は80.4%となり、5年平均の79.5%とほぼ同水準だった。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の経常利益は前年同期比7.6%増の17.7億円に伸びる見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比12.0%増の34.4億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の20.1%→20.7%に改善した。 

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2014年1月28日火曜日

ヴィレッジヴァンガードにみる販売が順調かを確認できる2つの指標

少し前の話になりますが、先日ヴィレッジヴァンガードが棚卸資産評価損により業績予想を下方修正し話題になりました。

ヴィレッジヴァンガードコーポレーション【2769】、今期経常を一転赤字に下方修正 | 株探ニュース

 ヴィレッジV <2769> [JQ] が1月14日大引け後(17:30)に業績修正を発表。14年5月期の連結経常損益を従来予想の0.6億円の黒字→1.3億円の赤字(前期は27億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

結局私は投資していませんでしたが、一度検討したことがあって少なからず衝撃を受けました。もっとも株価的には昨年の5月をピークに低迷を続けており、昨年7月に特損を出した時点からある程度予想はされていたようです。

もし自分が投資していたら少なくとも7月の特損を前に異常を察知したいところです。そのためにはどうすれば良いか?何を確認すれば可能だったのかを今後のために検証したいと思います。



在庫回転率の推移を確認する


始めに目につくのが棚卸資産評価損を出しているという点です。店舗の業態を知っている人は直ぐにぴんと来ると思いますが、店舗には商品が所狭しと陳列されており、マニアではない私としては誰が買うのかと疑問に思う商品がたくさんあるわけです。

それが店舗の魅力でもあるのですが、経営的な弱点にもなります。つまり不良在庫が多いのではないかという点です。これは在庫回転率の推移を見ることで確認できます。

在庫回転率は売上高/販売在庫で算出できます。この数字は在庫の何倍の売上をあげているかを示しており、高いほど不良在庫を抱えておらず、効率良く商売ができていることを示します。
 
ヴィレッジヴァンガードでは売上が思うように上がらず、この在庫回転率が徐々に下がっていき、耐えられずに在庫の評価損を計上したと想像できます。

それでは実際はどうだったのかを私の持ち株であるトレジャーファクトリーと共に示します。





まず、ヴィレッジヴァンガードの在庫回転率が2.5回程度となっており、その低さが目を引きます。 トレジャーファクトリーの8回程度と比較しても低いですし、ファストリやしまむらは12回程度で超優良、イオンの衣料部門などは4から5回で低いと言われていますから、 ヴィレッジヴァンガードの低さは際立っています。
 
それとともに気がつくのが、 ヴィレッジヴァンガードの在庫回転率は低下していないということです。これは調べてみて予想外でした。むしろトレジャーファクトリーのほうが数字にバラツキが大きいです。



売上高営業利益率の推移を確認する


しかしヴィレッジヴァンガードは昨年相当苦しかったはずです。ビジネスとして何の変化もなければ評価損を出すはずがありません。そしてその苦しさが数字に表れないはずはありません。

そう考えると次に苦し紛れに売上をあげた可能性が考えられます。つまり利益を犠牲にして売上をあげる訳です。それはどの数字に表れるか?それは売上高営業利益率です。早速比較してみます。




このグラフで一目瞭然です。営業利益率が5年前の約半分になっています。同じ営業利益を得るのに倍の売上を必要とするのですからこれは苦しいわけです。しかもここ最近低下に勢いがついています。



まとめ


以上の考察より販売が上手く行っているかどうかを確認する指標は

    在庫回転率の推移
    売上高営業利益率の推移


となり、これらのチェックを怠らないことが大切だと分かります。

しかしヴィレッジヴァンガードの例で言うと、H25の数字はH25年7月のものなので、この時点で気付いても暴落には間に合いません。なのでその前の第3四半期決算までに異変に気づけるかがポイントでした。

第3四半期で確認してみると在庫が200億を超えているのに売上が330億しか上がっていません。この時点では在庫回転率のほうが壊滅的でしたので、異変に気付くのはそう難しくはないと思われます。

結局、ビジネスがうまく行っていない場合、「在庫回転率」か「売上高営業利益率」のどちらかに異常が表れるので、これらの推移をしっかりと観測しておくことがとても重要であることが分かると思います。

ちなみにトレジャーファクトリーでは売上高営業利益率がむしろ上昇傾向であり、特に問題はなさそうです。



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2014年1月26日日曜日

資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2014/1/26)

第4週週末の恒例、 資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較です。




一か月前の状況はこちら


資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2013/12/23) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+

4月からのパフォーマンスは資産運用が+15%。日経平均株価指数は+24%です。

差が縮まったのは良いのですが、問題はこれからです。

明日の寄りは先物の様子からいって数百円下げてから始まる事はほぼ確実です。そこからどんな展開になるのでしょうか。

ここから暴落が始まるのだとすれば、もう少しキャッシュポジションを高めておきたかったですが、いまさらですね。まあ暴落するときはそんなものです。とにかく臨機応変に対応するしかないですね。


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2014年1月19日日曜日

数百円のリスクで確実に15,000円分のAmazonギフト券を手に入れる方法

私がいつも購読している「たまごの投資日記」というサイト限定で以下のキャンペーンを開催中です。

【当サイト限定】 1回取引だけでAmazonギフト券15,000円分をプレゼント!(延長決定) /株初心者入門ブログ たまごの投資日記

DMMFXに口座を開設し、5万円以上入金。一回以上取引をすると、なんとAmazonのギフト券15,000円分がもらえるというもの。

この取引する必要があるのでちょっと躊躇してしまいがちですが、「たまごの投資日記」では親切にも取引方法を丁寧に解説してくれています。

DMM FXで買い注文をする
 
あまりにも解説が丁寧なので私も実際にやってみました。レバレッジ25倍はちょっと怖かったのですが、  「たまごの投資日記」の説明通り、すぐにポジションを手仕舞えば、最大でも500円程度の損失で済みそうです。

入出金に手数料はかかりませんし、とてもお得な話で、試さない手はないと思いました。

デメリットはギフト券がもらえるまで5万円程度を預けておかなくてはならないことくらいです。

DMMさんと たまごの投資日記さんに感謝!



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現在の保有銘柄の状況(2014/1/19)

現在の保有銘柄の状況です。今回から現金比率の欄を追加しました。







約一か月前(12/15)の状況はこちら。

現在の保有銘柄の状況(2013/12/15) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+
 
ここ一か月で売買は、若干のポジション調整を除くと、特にありません。将来投資したい高収益銘柄もいくつか調査してますが、いまのポートフォリオを入れ替えるまでの判断はしていません。

先月との比較でいうとワークマン以外はすべて微増ということで、昨年末の好調さが中小型株ではまだ続いていることを裏付けています。

ただし下記の投稿で予想したバラ色の状況とは程遠く、都知事選に伴う政局の混乱やタイ株式市場の混乱など、新たなマイナスの要素が増えており、その辺りを見据えて立ちまわっていきたいと考えています。

年明け早々暴落で始まったタイ株式市場 - Market Hack
 
年末から来年前半にかけての相場を妄想してみる - バフェット流バリュー株投資で資産形成+



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2014年1月18日土曜日

コーナン商事<7516> ニュースクリップ

 少し前のニュースですが、ソースが消えないうちにクリップしておきます。

コーナン商事:前女性役員を特別背任容疑で告訴 - 毎日新聞

 ホームセンター大手のコーナン商事(堺市、東証1部)の不明朗取引問題で、同社は27日、前取締役の女性(50)=11月に辞任=の背任行為によって少なくとも約3億5600万円の損害を被ったとして、会社法違反(特別背任)の容疑で大阪地検に刑事告訴した。地検は同日付で告訴を受理した。同社は約3億5600万円の損害賠償を求める訴訟も大阪地裁に起こした。

 コーナンによると、中国からの輸入責任者だった前取締役は、知人や親族らが関わる取引先との間で、同社に不利な取引を主導。取引先から少なくとも2億1600万円相当のリベートを得ていたことが強く推認される、としている。また、こうした取引で生じた不良在庫の評価損が約1億2100万円に上るほか、取引先の食品関連会社から約1900万円のアドバイザー料を無許可で得たとしている。

 同社によると、前取締役は第三者委員会の調査に対し、取引先からリベートを受け取ったことを否定。リベートを入金したとされる口座については「知人に貸していた」などと主張している。【藤田剛】


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ヤマダ電機<9831> 売上が好調で株価は上昇していますが

ヤマダ電機売上は好調です。売上のみしか分かりませんが。。。

ヤマダ電機/12月の売上高12.2%増 | 流通ニュース
ヤマダ電機(2013年3月期売上高:1兆7014億円)が1月14日に発表した12月の月次IR情報によると、グループ全店POSベース売上高は前年同月比12.2%増だった。

テレビは、単価の上昇が見られたが、台数は伸び悩んだが、省エネ・高付加価値商品が伸長したことから、冷蔵庫、洗濯機等の白物家電、エアコンが好調に推移した。

パソコン本体と周辺機器デジカメ、ゲームソフトが好調に推移した。

気温の低下があったものの、季節品の中心がエアコンにシフトしていることから、電気暖房・石油暖房が伸び悩んだ。

それらを受けて株価は上昇中。


値段をネットに合わせれば売上は上がりますが、根本的な問題が解決したわけではないと個人的には判断しています。

海の向こうのあの会社もまだ打開策を見いだせないようです。


ベストバイが利益警告し暴落 アメリカ家電市場に暗雲 - Market Hack

家電量販店の未来は厳しいです。



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2014年1月17日金曜日

トレジャーファクトリー<3093> 2014年2月期第3四半期決算は利益率低下も増収増益で順調

トレジャー・ファクトリー【3093】、3-11月期(3Q累計)経常が10%増益で着地・9-11月期も16%増益 | 株探ニュース

 トレファク <3093> [東証M] が1月14日昼(12:00)に決算を発表。14年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比9.6%増の5.5億円に伸び、通期計画の6.9億円に対する進捗率は80.8%に達し、5年平均の76.3%も上回った。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した12-2月期(4Q)の経常利益は前年同期比3.1%増の1.3億円に伸びる見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の経常利益は前年同期比16.2%増の2.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の10.9%→10.9%とほぼ横ばいだった。

特に問題なしでした。

販売管理費及び一般管理費率が減っているのが気になったのですが、絶対額としては増えていてむしろ良い傾向でしょう。



人件費も比率は減で、絶対額は増えています。一人当たりの人件費も出したかったのですが、四半期決算資料には従業員の人数が記載されていませんでした。



また会社側のコメントにはありませんでしたが、軽微ですが売上原価の上昇は仕入元の個人の比率が下がり、業者の比率が上がったのが原因だと思います。量を確保しようとするとある程度は仕方ないのかもしれませんね。



毎回ながら説明会用資料が分かりやすいですので引用させていただきました。損益計算書の対前年比較を記載していただいているので、自分で作成しなくても済みます(笑)ありがたいです。



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2014年1月13日月曜日

ドル円為替相場と日経平均株価のチャートの動向と今後の見通し(2014/1/13)

一か月前のエントリーはこちら

ドル円為替相場と日経平均株価のチャートの動向と今後の見通し(2013/12/8) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+

まずは外国為替相場のドル円チャートです。


▼3カ月チャート

年明けから調整しているものの、トレンドとしては上向きということで良いと思います。アメリカはテーパリング(量的緩和縮小)開始、日本は消費税増税の影響を見極めて、CPIが2%を超えてこないと量的緩和縮小はあり得ないので、理屈の上でも円安継続を裏付けています。 




▼10年チャート

再度円安にトライ中です。





次に東京市場日本株(日経平均)チャートです。

▼3カ月チャート

25日線をサポートラインに調整中ですがチャートとしては、きれいに上昇トレンドです。




▼10年チャート

昨年5月ザラ場の高値越えは既に果しましたので、次は2007年2月の18300円がターゲットになってきます。ここはそう簡単には抜けないと思います。もし抜けたらそこから先はバブル!?






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投資信託の状況確認【確定拠出年金】(2014/1/13)

毎月一度の「投資信託の状況確認」では、現在投資中または投資予定のある投資信託の状況を確認し、年金運用に役立てるためのコーナーです。


前回の記事はこちら
投資信託の状況確認【確定拠出年金】(2013/11/30) - バフェット流バリュー株投資で資産形成+

年金積立インデックスファンド日本債券:0231B01A:青
DC・ダイワ・ストックインデックス225:0431301C:赤
インベスコ MSCIコクサイ・インデックス:18312023:緑
年金積立インデックスF海外新興国株式:02311084:黒
Jリートアクティブファンド(1年決算):6431307A:黄


1か月チャート


ま ず、最近一か月の動きです。上から順に外国株式インデックス(インべスコMSCIコクサイ)、Jリートアクティブ、日経225インデックス、日本債券インデックス、新興国株式インデックスでした。

作年末から相場は好調なので、基本的に株式の投資信託はOKなのですが、新興国はダメですね。アメリカのテ―パリングの影響をもろに受けてしまっています。先月にこれから配分を増やすなら新興国と書きましたが、その時期は金融緩和縮小の影響を見極めてからの方がよいかもしれません。


現在のJリートの利回りは平均で3.71%です(J-REIT一覧 - JAPAN-REIT)。利回りは前月よりやや下がりました。




1年チャート


上から日経225インデックス、外国株式インデックス、Jリートアクティブ、新興国株式インデックス、日本債券インデックスとなりました。先月と変わらずです。


現在日経平均は前期実績のPERが25.5倍、来期予想が16.5倍です(国内株式指標 :株式 :マーケット :日本経済新聞)。前月より少し上がりました。




2年&5年チャート




5年で見ると新興国が他に埋もれてきたのが分かります。



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ワークマン<7564> 2013年12月月次 好調を維持



ワークマン:12月の客単価は防寒衣料の動きがよく今期1番の成長率を達成 | 個別株 - 日本インタビュ新聞社


■12月の出店は2店舗となり、総店舗数は725店舗

 ワークマン<7564>(JQS)は6日、12月の前年同月比速報値を発表した。

 12月の売上高は、前年同月比3.7%増、客数1.6%増、客単価2.0%増と3部門ともにプラスとなった。特に、客単価は、中旬以降寒さが増したことで、防寒衣料の動きがよくなったことから今期1番の成長率を達成。

 出店に関しては、富山上飯野店(富山県)、板橋高島平店(東京都)の2店を開店したことから12月末の現在店舗数は前期比15店舗増の725店舗となっている。

 12月の数字が出たことから、第3四半期累計は売上高5.3%増、客数4.8%増、客単価0.5%増となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)



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2014年1月12日日曜日

オンリー<3376>平成26年度8月期第1四半期決算は増収減益。問題は今後の販促効果

オンリー 平成26年度8月期第1四半期決算発表しました。


オンリー【3376】、9-11月期(1Q)経常は10%減益で着地 | 株探ニュース

 オンリー <3376> [JQ] が1月10日大引け後(15:30)に決算を発表。14年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比10.1%減の4億円に減り、9-2月期(上期)計画の5.9億円に対する進捗率は5年平均の79.9%を下回る68.0%にとどまった。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の22.9%→19.8%に大幅悪化した。


利益が減っており残念な数字となってしまいました。売上が伸びているのが救いです。

減益の要因は決算書において販売費及び一般管理費の増加としており、中でも減価償却費と販促費の増加を挙げています。

減価償却費は決算書で直ぐに確認できますので、前年同月と比較してみました。



比較すると良く分かりますが、売上原価、売上総利益までは問題ありません。

決算書に記載があるように販売費及び一般管理費が9.3%増と急増しており、これだけが減益の要因であることが分かります。なかでも原価償却費は前年比16.4%増となっており会社の説明通りです。

しかし、減価償却費が販売費及び一般管理費に占める割合はそもそもそれほど大きくはありません。販売費及び一般管理費の前年比増分は約80百万円であり減価償却費はそのうちの約7百万円を占めるにすぎません。

つまり絶対量で見ると販売費及び一般管理費の増分の大半は販促費の増加であるとそ推測できます。とすると前向きな費用の増加であり、その効果が今後しっかりと表れてくれれば問題ないと思います。もしかすると消費税増税前の駆け込み需要を確実に取り込むために販促を強化したのかもしれません。どちらにせよ今から3月までの需要は小売セクターとしては取りこぼすことはできませんので、今後の業績に注目です。

ちなみに在庫の推移ですが全体的には緩やかに上昇しています。その中でも4Qで社内ルールに基づき商品及び製品の評価損計上をして一旦下がり、年度末商戦に向けて1Qで増加するというサイクル通りの動きとなっており、特に怪しい点は見当たりません。



現在PER8.1倍、PBR1.17倍、利回り3.05%です。火曜のマーケットでは一旦売られると思いますが、指標から考えて下値は限定的ではないかと思います。


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2014年1月4日土曜日

新年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。

年末、実質的に新年度相場入りし、証券優遇税制終了に伴う売りが終了し、NISAがスタートしてからの値動きの軽さ(特に小型株)は目を見張るものがありました。

しかし、その後の海外市場ではタイ株式市場が暴落し、

年明け早々暴落で始まったタイ株式市場 - Market Hack

為替は一気に104円まで円高に振れました。NY市場もやや調整の様相を呈しており、大発会は順風満帆とはいかないかもしれません。

いずれにせよ自分の立てたシナリオと比べてどのように推移していくのかを注視して、淡々と売買を行って行きたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いします。



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