2015年2月8日日曜日

アークランドサービス(3085)26年12月期4Q決算分析


アークランドサービスの4Qが発表になっています。

アークランドサービス【3085】、今期経常は7%増で13期連続最高益更新へ | 株探ニュース

 ALサービス <3085> が2月6日大引け後(15:00)に決算を発表。14年12月期の連結経常利益は前の期比11.2%増の26.2億円になり、15年12月期も前期比6.7%増の28億円に伸びを見込み、13期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。10期連続増収、13期連続増益になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比0.3%増の7.2億円となったが、売上営業利益率は前年同期の16.8%→14.5%に悪化した。



予想どおり従来会社予想より上ブレしました。通期で17.6%増収、18.1%増益の好決算です。

ただし4Q単独では売上増、利益横ばいとなっています。グラフをまとめると以下のようになります。営業利益が頭うちに見えるのが若干気になります。原価率の上昇が原因のようです。






3Q比で原価率下落販管費率上昇、前期比では原価率上昇販管費率横ばいです。


4Qの3Qに対する売上原価下落は、8-10月の卸売価格の低下が影響しているかもしれません。



JACCネット 年別・月別動向 | 豚枝肉卸売価格の推移(東京・大阪市場)
より参照

だとすると、卸売価格は11、12月で上昇し、1月に入り急落していますので、原価の方は27年12月1Qでは一旦上昇し、その後下降となるかもしれません。



と思って調べていたら、卸価格の上昇よりFC比率の上昇の方が影響が大きいという内容が中間発表資料にありました。


ということで、同社の方針としてはのFC比率を上げる方向ですので、原価上昇という傾向はしばらく続くのかもしれません。

一方販売管理比率の増加ですが、 かつや店舗純増数が累計で1Qから順に9→17→41→55となっています。単独に直すと、9→8→24→14と3Qに大きく増やしているので、そのあたりが若干影響しているかもしれません。ただ、3Qに対して増加しているというだけで、絶対値としては低い水準なのでまったく問題ないと思います。

 ちなみに26年12月期の全業態の店舗純増数は58、27年は76を予定しているということなので、成長を加速させるつもりのようです。



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