2015年2月19日木曜日

日本管理センター(3276)26年12月期4Q決算分析

日本管理センター【3276】、今期経常は30%増で6期連続最高益、実質増配へ | 株探ニュース

 日本管理C <3276> が2月9日大引け後(15:30)に決算を発表。14年12月期の連結経常利益は前の期比26.3%増の13.1億円に伸び、15年12月期も前期比30.3%増の17億円に拡大を見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。9期連続増収、7期連続増益になる。

 同時に、今期の年間配当は24円とし、12月31日割当の株式分割を考慮した実質配当は20.0%増配とする方針とした。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比16.5%増の2.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の3.4%→3.6%とほぼ横ばいだった。




 どうせ買えないので分析が遅くなりました(笑)。案の定DCF法による投資基準だと少なくとも3ケタ台に落ちないとお手付き買いもできない結果となりました。

決算の方は予想通りの見事なものでした。気になるのは唯一、予想増益率の高さです。昨年度より高い増益率を予想としていますのでかなり野心的です。

この鍵になるのは1Qの数字だと思ってます。理由は次のグラフを見ると明らかなのですが、過去の数字を見ると売上利益共1Qの伸びが顕著だからです。不動産関連ですので、季節的な要因が当然あるのでしょう。






もし1Qで(通期予想以上の)大幅な増益率を達成できないようだと、通期の目標はなかなか高いハードルかもしれません。

ちなみにこれをまとめていて原価率の高さに驚きました。こんなに原価率が高い企業は初めてです。確認はしていませんが、おそらく提携の不動産会社から一旦成果品を仕入れでこれを売上原価とし、同社が販売して売上としているからだと思います。

実質的にはリースバックの合意まで得てから着工→引き渡し→リースバックの流れで、単に成果品のアパートが同社を通り過ぎるだけでしょうから、原価率が高いことのリスクはほとんどないと思われます。



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