2017年8月16日水曜日

【決算分析】3910 エムケイシステム 30年3月期1Q

3910 エムケイシステム JQ

■事業概要
社会保険や労働保険に関する業務支援ソフトウエアをASPで展開。M&Aにより人事総務に関する事業も子会社化。


■決算全般
大幅増収、大幅減益での着地となりました。CuBe事業において第2四半期に納品予定の大型案件の費用が先行したため、大幅減益となったようです。

一時的な減益については次回以降の決算である程度カバーするのではないかと個人的には考えていますが、主力のASPサービスの伸びが鈍化していっていることが気になっています。SmartHR等の競合が台頭する中、どの程度の成長性があるのかが試される局面になっています。

社労夢事業が引き続き同社の業績をけん引できるのか、それともCuBe事業を含めてバランス良く成長していくことができるのか、注目していきたいと思います。


以下株探より引用

エムケイシステム【3910】、4-6月期(1Q)経常は36%減益で着地 | 株探ニュース





■4半期決算概要
CuBe事業の影響が大きすぎて前期との単純比較はできません。さらに今回は大型案件の影響で利益が小さくなりました。2Qでこれを取り返す利益が出るのか、それともCuBe事業は4Q編重なので、利益水準としては社労夢事業のみの場合より落ちてしまう傾向となるのか。なかなか評価が難しいです。







■株価動向
決算発表後、株価は下落。その後やや反発しています。

■指標
現在株価 1933円、PER 18.0倍、PBR 4.60倍、ROE 25.1%、DCF法適正株価 1713円



前回の記事はこちら

【決算分析】3910 エムケイシステム 29年3月期4Q - バフェット流バリュー株投資で資産形成+


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