2018年12月31日月曜日

資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2018/12/31)

4週週末の恒例、 資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(真ん中は縦軸対数、下はアベノミクス開始以降)です。






今年3月末からのパフォーマンスはPFが-17.1%(-17.3%)、日経平均が-6.7%(-6.0%)、スプレッドは-10.4pt(-11.3pt)です。
暦年ではPFが-16.1%(-16.3%)、日経平均が-12.1%(-11.4%)、スプレッドは-4.0pt(-4.9pt)です。( )内は前回の数値です。

このブログでは年度末で占めていますので、まだマイナスと決まったわけではありません。しかし10%ほどベンチマークに劣後していますので、厳しい年になりそうです。今年度の成績はともかく、業績が安定成長しそうな銘柄を安値で仕込めればと思っており、売買をしながら愚直にこれを継続したいと思います。

今年は大分更新頻度が減ってしまいましたが、当ブログは自分に無理のない形で更新し続けることを目標にしています。その甲斐あってか、旧ブログを含めると形を変えながらではありますが2007年から10年以上継続できていることになります。来年もどういう形になるか分かりませんが、ご了承いただければと思います。

今年は大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします。


一か月前の状況はこちら
資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2018/12/23)


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2018年12月23日日曜日

資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2018/12/23)

4週週末の恒例、 資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(真ん中は縦軸対数、下はアベノミクス開始以降)です。






今年3月末からのパフォーマンスはPFが-17.3%(-10.8%)、日経平均が-6.0%(+0.9%)、スプレッドは-11.3pt(-11.7pt)です。
暦年ではPFが-16.3%(-9.7%)、日経平均が-11.4%(-4.9%)、スプレッドは-4.9pt(-4.8pt)です。( )内は前回の数値です。

このひと月はPFと日経平均が共に大幅下落しました。スプレッドとしてはほぼ横ばいです。

本当に厳しい相場が続いています。年初にはまさかここまでとは想像もできませんでした。個人的な感覚かもしれませんが、暴落後の反発が常に弱いのが一番堪えます。突っ込みで買うのは想定通りとしても反発時にしっかりと売っておかないと次の下落に対応できません。次の反発では優先順位の低いものや反発の大きいものはしっかりと売って次に備えたいと思います。

それにしてもこの暴落で一部の優良銘柄がかなり手ごろな値段になっています。私のPF内では日本動物高度医療もそろそろ買える値段(あくまで私基準です)になってきていますし、それ以外の銘柄でも直近の決算が悪いとはいえシュッピンといい、あいホールディングスといい以前であればPER20倍超えところか30倍近くも正当化されていた銘柄がいまや15倍以下です。アメイズの7倍台も同様なのですが、もし業績に陰りが見えないとしたら、半年後にはとんでもない安値だったなと思えるレベルだと個人的には思います。もちろん半年後どうなるかは分かりませんが、株価の価値を重視する手法をとっているのなら、この辛い暴落を利用して優良の銘柄群にしっかりとフォーカスすることが重要であると思っています。それゆえ勇気をもって暴落時には優良銘柄を買い、反発時には優先順位の低いものを売るという作業を続けたいと思います。

金曜のNYも下落だったため、日経平均先物は19750円程度となっています。今度の月曜日は日本は休場、NYはオープンですので、24日のNYと25日朝の日経平均先物に注目です。それによっては相当な覚悟を持って相場に臨む必要がありそうです。


一か月前の状況はこちら
資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2018/11/24)


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2018年12月16日日曜日

現在の保有銘柄の状況(2018/12/16)

第3週恒例、現在の保有銘柄の状況です。



加重平均PERは17.70(今月)←17.31(先月)となりました。


今月の主要銘柄の売買は以下の通りです。

売り なし

買い アメイズ


6076 アメイズ
思えば1700円台くらいからちびちびと買い増しているアメイズ。下落に下落を重ね3桁目前となってしまいました。同社は新規出店が五輪特需のあおりで滞った結果、成長性という面で同業他社に対して見劣りすることとなってしまいましたが、ここまでの下落は予想していませんでした。しかし、東京オリンピック後に大阪万博がつながりましたし、観光立国という国策も含めた旺盛な観光需要という外部環境や同社の利益率の高さ、それにロードサイドへの出店という独自性を考えると、引き続き買える株価だと考えました。加えて新規出店に目途がついたときの成長性の復活というサプライズも期待したいところです。

現在株価 1009円、PER 7.3倍、PBR 1.65倍、ROE 21.5%、DCF法適正株価 2896円




この一か月で最も良いパフォーマンスはアクアライン(+27.8%)、次がプレサンス(+14.0%)でした。アクアラインはどなたかの推奨銘柄に取り上げられたみたいで、12月初旬に暴騰しました。チャート上は12/7に長い上ヒゲを付けていますので、12/10の始値3430円で売る方法もあったかと思いますが、その株価で計算したPERが25倍程度だったので結局そのままホールドしました。12/7の高値は4585ですか。。ちょっともったいなかったですが、業績の拡大に期待したいと思います。このひと月で何が一番うれしかったかというとプレサンスの堅調です。不動産銘柄に対する風当たりも弱くなり、やっと少しは業績を評価してもらえることになったということなのでしょう。同社の業績はシクリカルではありますが、受注や仕入状況を考えるとPER5倍台という株価にはまだまだ上値余地ありと考えています。最新の四季報でも増額修正されており今後に期待したいところです。

最もパフォーマンスが悪かったのがアメイズ(-15.1%)、次がファンデリー(-14.9%)でした。両方とも過去に個人投資家に人気があった銘柄で今年の軟調相場でダラダラ売りが止まりません。アメイズもそうですが、ファンデリーも今年の高値からだと半値以下となっています。アメイズは上述の通り割安感ありと見ています。ファンデリーは独自のビジネスモデルで期待はしていたのですが、いかんせん売上が伸びません。もしトップラインが大幅に伸びる兆候でもあれば是が非でも買いたいバリュエーションなのですが、そこが見えないため静観を続けている状況です。みんな我慢できずに投げているんでしょうね。

以前ブログに書きましたが、注文していたZOZOのビジネススーツが先日ようやく到着しました。商品の出来はというと、私としては十分満足できるものでした。ネットではサイズが合わなくて直しが必要な人が続出しているという噂があったので心配していました。実際最初に着た時には袖が短いのではないかと思いましたが、いろいろと調べているとむしろ今まで着ていたスーツの袖が長かったのだろうという結論に至りました。確かに私は平均より手足が短い体形をしていますので、出来合いのスーツを買うと丈が余ってしまうのでしょう。ちなみに私は衣服にあまりこだわりのない中年ですが、少なくともそのクラスターの期待には応えられる品質になっているのではないかと思います。ただ同社への投資は本当に難しかったです。簡単だと思えるころには株価は天まで昇っているでしょうし。。。

約一か月前の状況はこちらです。
現在の保有銘柄の状況(2018/11/18)


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2018年11月24日土曜日

資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2018/11/24)

4週週末の恒例、 資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(真ん中は縦軸対数、下はアベノミクス開始以降)です。





今年3月末からのパフォーマンスはPFが-10.8%(-12.6%)、日経平均が+0.9%(-1.3%)、スプレッドは-11.7pt(-11.3pt)です。
暦年ではPFが-9.7%(-11.5%)、日経平均が-4.9%(-6.9%)、スプレッドは-4.8pt(-4.6pt)です。( )内は前回の数値です。

このひと月はPFと日経平均が共に小幅上昇しました。日経の方が上昇幅が大きかったため、マイナスのスプレッドはやや拡大しました。

いろいろな銘柄の暴落が各所で起きており、ストップ安が散見される非常に厳しい相場が継続しています。私の主力銘柄はかろうじて被弾はしていませんが、様々な事例を見ていると不可避なものもあるなというのが率直な印象です。

ではそんなときにどうするかということですが、これはテクニカル派とファンダメンタル派で対応が分かれると思います。どれが正しいということもないと思いますが、参考までに今の私の対処法を書かせていただきます。

私はファンダメンタルを重視していますのでその観点から言うと、「ついた株価が将来の収益に対して割安か否か」で判断するようにしています。かなり当たり前のことなんですがこれをできるだけ正確にやろうとすると相当に難しいです。

まず第一に株価の動きが心理面に影響を与えます。暴落していていかにもまだまだ株価が下がりそうな時に買うのには勇気がいります。また相場の楽観悲観はどの程度未来の収益まで織り込むかに影響を与えます。確かエナフンさんは2年とおっしゃっていたかと思います。どの程度未来の収益まで織り込むかは妥当なPERの水準に影響を与えます。例えば今まではPER40倍で買われるべきと思われていた会社が収益性や将来性は全く以前と変わらないにも関わらずPER30倍くらいが適正だと思われるようになります。

そして第二にそもそも将来の収益を予測することが難しいです。どのような優秀な経営者でも将来の収益を確実に予想することは不可能です。せいぜい収益予想の確率分布がある程度のものだと思います。我々個人投資家の確率分布は経営者よりも情報を持っていないので、少しレンジが広い分布になっているでしょうか。そしてそのレンジは新たな事象により逐次変更されます。その事象は様々で不祥事、自然災害、景気の動向などが考えられます。特にここ最近は人件費の高騰が収益に大きな影響を与えるようになっていますので、このような事業環境の変化も収益予想に加味する必要があります。そして相場(株価)の下落自体が収益に影響を与える可能性も考えられます。さらに言えばその収益予想レンジはそれなりに間違いを含んでいると言わざるをえません。

第一の部分は心理面ですので、相場や周りの動向にできるだけ影響されずに判断し、第二の部分はファンダメンタルの部分ですので、周囲の状況をできるだけ加味してできるかぎり正確に収益を予測します。その結果で手放すのか、継続するのか、買い増しするのかを決めています。もし不祥事により収益予測が妥当にできないようになってしまったら、すべて投げると思います。

実際には色々と思い悩み、個別の事情ですっぱりとこの行動方針のようにいかないこともあるかもしれませんが、概ねこんな感じです。

ちなみに暴落ではありませんが、今回の決算発表で自分の収益予想に対して一番こんなはずじゃなかったと思ったのがステップです。ただ自分が間違っていただけかもしれません。自分の間違いであるという決算の数字なりなんなりが出てその時点で上の作業を行った結果、割安だと思えれば以前のように主力にしたいと今でも思っております。


10月のマンション、近畿圏は好調、首都圏はいまいちでした。プレサンスはいまのところ盤石ですかね?

とにかく大きな間違いをしないようにしたいと思います。

一か月前の状況はこちら
資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2018/10/27)


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2018年11月18日日曜日

現在の保有銘柄の状況(2018/11/18)

第3週恒例、現在の保有銘柄の状況です。



加重平均PERは17.31(今月)←17.69(先月)となりました。


今月の主要銘柄の売買は以下の通りです。

売り ステップ(監視分残して全て)、プレサンス(一部)

買い 日本動物高度医療センター(買増)


9795 ステップ
前期の着地がほぼ同程度だったのは良いのですが、今期、来期は集中投資期間なので利益予想なしというところが気になりました。利益を見せられないということは良くて微減益、悪ければ結構な減益だということでしょう。その集中投資の内容というのが、横浜川崎への積極投資、IT対応、働き方改革等なのですが、それらについては随時進めていっていると思っていました。ここで一気に進めるということで、利益は出ないけどご容赦くださいということだと思うのですが、どの程度利益がでなくなるのか想像がつきません。この集中投資の結果を見てから改めて判断したいと考え一旦外しました。


3254 プレサンス
下記2Q決算でも示したように、現状も先行きも全く問題がない決算でした。消費税増税対策の声も聞こえてきたことから、底入れも近いのではないかと考えています。

プレサンス(3254) 31年3月期2Q決算
公明税調会長、住宅ローン減税5年延長 贈与非課税拡充も  :日本経済新聞

株価上昇に伴い持ち株比率が上がり過ぎたため、ポジション調整をしただけで引き続き継続保有の予定です。

現在株価 1331円、PER 5.1倍、PBR 0.89倍、ROE 18.3%、DCF法適正株価 3471円



6039 日本動物高度医療センター
2Qで一桁増益だったのが嫌気され、売られていましたので、少しだけ買いました。ここはどうしても手術数により収益が影響を受けてしまいますが、大局的には全く問題ないと判断しています。ステップを売って資金はありますので、下げればじりじりと買うことになりそうです。どこまで下げるか分からないので慎重に行きたいと思います。


現在株価 2294円、PER 19.5倍、PBR 3.30倍、ROE 17.6%、DCF法適正株価 2368円




この一か月で最も良いパフォーマンスは共立メンテナンス(+15.5%)、次がプレサンス(+1.3%)でした。実質主力でプラスだったのは共立メンテナンスのみだと言えます。弾力がなくダラダラ下げる相場でなかなかつらいですね。共立メンテナンスは自然災害の影響をかなり受けた2Qだったので、減益も覚悟していたのですがまさかの二桁増益。サプライズで買いが継続しています。プレサンスは上述の通りです。全体の崩れ具合を考えるとまだマシかもしれません。不動産関連なので事前に売られていたとも言えますが・・・。

最もパフォーマンスが悪かったのが東祥(-19.2%)、次が日本動物(-14.1%)でした。東祥はPERが高いため、二桁増収前期並みの利益では売られて当然でしょう。トップラインの伸びや開業計画が素晴らしいのとPF比率から、よほどのことがない限りここは動かすつもりはありません。日本動物は上述の通り。

RIZAPや日本管理センターなど個人投資家に人気のある株が暴落して大変なことになっています。これらを目の当たりにするたびに、企業をできるだけ理解し、投資をすれば確実に勝てるという自信と、自分が理解(把握)できない部分は必ずあり、少ない確率ではあるかもしれないけれど予想外の損失や暴落は否定できないという謙虚さを絶妙なバランスで保つ必要があるのだということをつくづく感じます。

今日、久しぶりにからやまに行きましたが、開店から一年近く経つにもかかわらず席につくまでに30分くらい待ちました。かつやに続いて恐ろしい業態を生み出したなというのが率直な感想です。かつやに比べるとメニューのバリエーションが少ないのでお客さんに飽きられないかどうかを今後も通いながらチェックしていきたいと思います。とりあえずアークランドサービス恐るべし。

約一か月前の状況はこちらです。
現在の保有銘柄の状況(2018/10/21)


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2018年11月6日火曜日

プレサンス(3254) 31年3月期2Q決算

プレサンスコーポレーション【3254】、上期経常は2.4倍増益で上振れ着地・通期計画を超過 | 株探ニュース

すでに通期計画を上回っての超好決算となりました。今期は1,2Q偏重とは言えこれ以上は望めない数字です。



さらに良いのはワンルームも含めて受注が順調なところです。TATERU問題の影響が懸念されましたが、杞憂に終わりました(個人的にはここが一番ホッしました)。ワンルームの受注高は1Q末から倍増しました。また受注高全体も下のグラフで分かるように2Qとしては過去最高。全期間で見ても31年3月期1Q、29年3月期4Qに次いで3番目の受注高となりました。


同社の融資・販売への影響なしとのプレスのおまけまでついており、業績への不透明感が払しょくされるため、値動きは軽くなるのではないかと期待しています。


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2018年10月27日土曜日

資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2018/10/27)

4週週末の恒例、 資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(真ん中は縦軸対数、下はアベノミクス開始以降)です。




今年3月末からのパフォーマンスはPFが-12.6%(-5.9%)、日経平均が-1.3%(+11.3%)、スプレッドは-11.3pt(-17.2pt)です。
暦年ではPFが-11.5%(-4.8%)、日経平均が-6.9%(+4.9%)、スプレッドは-4.6pt(-9.7pt)です。( )内は前回の数値です。

このひと月はPFと日経平均が共に大幅下落しました、日経の方が下落幅が大きかったため、マイナスのスプレッドは大きく縮小しました。スプレッドは改善したとはいえ、持ち株は暴落していますので、まったくうれしくありません。それにしても最近のマザーズの弱さはもう笑うしかないです。4月当初から30%近い下げ、1月の高値からだと37%の下げになっていますので、現状のパフォーマンスもやむを得ないということにしておきます(笑)。


突っ込んだ時に買った銘柄がある程度リバウンドしてくれれば態勢の立て直しようがあるのですが、今回の下落はなかなかそうならず辛いところです。ただ今週あたりから少し投げ売りされる銘柄が動いたかなという印象もありますので、あまりスタンスは変えないようにしたいと思います。

とにかくもう今年のパフォーマンスはあきらめて(笑)、しっかりと収益が上がる銘柄をそこそこの値段で買うということに注力していきたいと思います。人件費等が高騰するなど事業環境が変化を迎える中で「しっかりと収益が上がる銘柄」をきちんと探すだけでも難しいことですが、短期的な株価に振り回されるよりは心の平静は保てますので、そこにフォーカスしていきます。

9月の近畿圏のマンション契約率は70%超えとまずまずです。TATERU問題発覚はちょうど9月頭ですが、首都圏も含めて契約率に影響は出てきていません。

一方で9月の外国人観光客は前年比割れの-5.3%。台風21号で関空に大きな被害が出たのは9月4日、北海道胆振東部地震が9月6日ですので、もろにこれらの影響を受けました。このため観光関連銘柄の9月を挟む業績が一時的に落ち込むと思われます。持ち株だと共立メンテナンスです。九州方面に旅行する人で関空経由は非常に少ないのでアメイズはこの影響は軽微だと思います。

九州を訪れるインバウンド旅行者の実態発表、入国は九州内の空海港が9割、平均滞在3.8日で民泊利用は推計74万人泊 | トラベルボイス

一か月前の状況はこちら
資産運用額と日経平均株価指数チャートの比較(2018/9/23)


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2018年10月21日日曜日

現在の保有銘柄の状況(2018/10/21)

第3週恒例、現在の保有銘柄の状況です。



加重平均PERは17.69(今月)←16.27(先月)となりました。


今月の主要銘柄の売買は以下の通りです。

売り プレサンス(一部)、ワッツ(優待分残して全て)、シノケン(全て)

買い プレサンス(買増)、アメイズ(買増)


2735 ワッツ
既存店はまずまずだったものの、前期の着地は20%程度の減益着地(4Qは50%超の営業減益)、今期予想はほぼ一桁増益ということで心が折れました。最近は既存店が良くても良い数字がでない会社が多いです。同社はその典型でした。利益率の低い会社ほどつらい状況になってきました。

8909 シノケングループ
TATERUショックで、TATERUの次に注目を集めているのが同社。金融庁としても投資家保護の観点から不動産投資に関する融資には一定のタガをはめていくと思われます。一方で消費税増税を控えて景気に悪影響を与えたくないとも考えているはずで、結果的にそれほど厳しく規制しない可能性はありますが、同社はあまりにも震源地に近すぎるため、完全売却としました。

3254 プレサンス
PF割合が一定以上に達しているので、突っ込んだら買い、反発したら売りを行っています。個人的にはTATERU問題の余波は同社の収益にそれほど影響を与えないと思っています。そう考える理由は第一に影響を受けるのは投資用のワンルームマンションのみであること。第二に同社のオーナーへの融資は今話題となっている銀行(特に地方)からのものではなく、ノンバンクを通じてのものであることです。この第二の理由については著名な個人投資家であるみきまるさんのブログで知りました。下記にリンクを貼らせていただきます。この中では日本を代表するファンドマネージャーである、大和住銀投信投資顧問の苦瓜達郎(にがうりたつろう)さんが運用する​​ニッポン中小型株ファンドで大量に組み入れられたことなども紹介されています。みきまるさん自身も主力株として組み入れており、見る人が見ればそれと分かる状態となっています。

2018主力株概況16位、プレサンスコーポレーション。 | みきまるの優待バリュー株日誌 - 楽天ブログ

もちろん今後のノンバンク系の融資の姿勢や消費増税時に検討されている住宅ローン減税の行方、近畿圏の不動産市況等に多分に影響を受ける銘柄ではありますが、過去の水準を考えても株価は悲観的過ぎるのではないかと思っています。

現在株価 1314円、PER 5.0倍、PBR 0.92倍、ROE 18.3%、DCF法適正株価 3400円



6076 アメイズ
インバウンド、観光立国関連で4か月連続で買っています。先日開示された3Qは一桁増収一桁減益でした。期間が6~8月と地震や豪雨の影響を受けているのであまり良くはないだろうと想定していた通りでした。残念ながら新規投資計画が延期になってしまって、本来であれば開業費用負担の軽減により利益率が上がってもおかしくなかったのですが、上記要因で相殺されたかもしれません。下記の通り売上が予想以下であったにも関わらず営業利益率にほぼ低下が見られませんので。4Qの利益率向上に期待したいと思います。


3Q決算により株価は続落しています。最近は本当に株価が二極化しています。観光立国等によりそれほどシクリカルではない業態で、やや下振れしたとしても微増益で、PER8.9倍ですからね。ここまで売られるとは思ってもみませんでした。

現在株価 1226円、PER 8.9倍、PBR 2.01倍、ROE 22.6%、DCF法適正株価 2896円




この一か月で最も良いパフォーマンスはアークランドサービス(+18.3%)、次がアクアライン(+14.0%)でした。かつやは月次の持ち直しと東洋経済の記事(下記リンク)が急騰の要因のようです。前者は良いとして後者の理由は・・・。特に新しい材料でもないですので、いずれ剥落するのでしょう。アクアラインは先日の2Qが良かったため買われています。累計ではまだ減益ですが、2Q単計では20%超増収、40%超の増益となっています。先行投資が重いと思っていたのですが、想定外の大幅増益で久々にいいニュースでした(うれし泣)。そういえばいくつかIRに質問しているのですが、返事がまだ来ません。

「かつや」のカツ丼が圧倒的に支持されるワケ | 最新の週刊東洋経済 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

最もパフォーマンスが悪かったのがアメイズ(-14.7%)、次が日本動物(-4.5%)でした。アメイズは上記の通り。出店計画が延期になったとはいえあまりに低評価だと思います。今は我慢。日本動物は横ばい圏で、問題ないでしょう。


その他カテゴリーの株もちょこちょこ動かしているのですが、ZOZO(スタートトゥディ)は結局売り切りました。理由は予想通り商品が来ないことが多すぎるからです。さんざん延期を繰り返し半年近く待った後に到着したZOZOSUITはしょうがないと思いました。しかしその後に商品を販売するということは、納期は間に合う見込みが立っているということだと思っていました。しかし今回注文したスーツは10月上旬発送予定が一本のメールで12月に変更されました。ZOZOSUITもさんざん発送が延期されましたので、本当に12月に来るかどうかも分かりません。またスーツのサイズがまったく合わないなどのネット上の評判もあり、相当現場は混乱しているようです。もちろん世界初のことをやっているのですから、このような産みの苦しみは仕方ないのかもしれません。しかし、そのような革新的な銘柄とどう向き合っていくのか、自分の準備ができていなかったようです。スーツは安かったしいつでも良いのでキャンセルしていませんが。。。。

約一か月前の状況はこちらです。
現在の保有銘柄の状況(2018/9/16)


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2018年10月8日月曜日

日経平均、Jリート等の投資信託、金利、利回り等の状況確認(2018/10/6)


年金積立インデックスファンド日本債券:0231B01A:青
DC・ダイワ・ストックインデックス225:0431301C:赤
インベスコ MSCIコクサイ・インデックス:18312023:緑
年金積立インデックスF海外新興国株式:02311084:黒
Jリートアクティブファンド(1年決算):6431307A:黄



1か月チャート



まず最近一か月の動きです。上から順に日経225インデックス、外国株式インデックス(インべスコMSCIコクサイ)、新興国株式インデックス、Jリートアクティブ、日本債券インデックスでした。

このひと月は株式系が好調だったんですね。中でも日経が絶好調。しかし私も含めて個人投資家はこの指標が示すほどの恩恵はうけていないと思われます。

Jリートの利回りは平均で 4.19%(今回)←4.16%(前回)となりました。(J-REIT一覧 - JAPAN-REIT.COM)。利回りはやや上昇しました。

Jリートの利回りと長期金利、そのスプレッドのグラフです(マーケット概況|J-REIT.jp | Jリート(不動産投資信託)の総合情報サイト | ARES J-REIT View)。長期金利がやや上昇、でJリートの利回りもやや上昇し、スプレッドは横ばいです。過去10年で見るとスプレッドは中間くらいのレベルでしょうか。

一方、東証1部の配当利回りはやや上昇しました。長期金利とのスプレッドもやや上昇しており、過去10年で見るとまだ大きい部類になります。過去のスプレッドのデータからは東証1部の株価はまだ割安だということです。



過去一年の金利です。黒田総裁が長期金利を0.2%程度まで容認した影響が表れています。しばらく0.1%前後で落ち着いていましたが、再度上昇を始めています。まだ大きい影響を及ぼすほどの金利水準ではないですが、動向に注意していく必要があります。





1年チャート



上から日経225インデックス、Jリートアクティブ、外国株式インデックス(インべスコMSCIコクサイ)、日本債券イン デックス、新興国株式インデックスとなっています。

日経平均がここで急上昇しているのが目を引きます。為替で円安が進行していることや安倍政権の継続で不透明感が払しょくされたことなどの理由によるものでしょうか。

日経平均前期実績のPERは13.18倍(今回)←12.59倍(前回)、今期予想が13.73倍(今回)←13.20倍(前回)でした。(国内株式指標 :株式 :マーケット :日本経済新聞)。両方とも上昇していますが、それほど高くない水準にあると思われます。

 各市場の過去のPERの水準を確認するにはこちらのサイトが便利です。
銀行.info  - 世界主要株式市場の株価収益率(PER)

9月のJASDAQがようやく安値圏に入ってきました。企業の先行きに不透明感がなければ良い買い場なのかもしれません。


2年&5年チャート




以下は日本市場の各指数の比較です。マザーズと日経平均の差が激しいこと。ただそもそもが行き過ぎた株価の是正と意味合いがありますので、すべてが元に戻るわけでもないのでしょう。




前回の記事はこちら
日経平均、Jリート等の投資信託、金利、利回り等の状況確認(2018/9/1)

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